うつぶせ(下向き)に寝て、ひざを思いっきり曲げてみます。この時の“かかと”と“おしり”の距離が10㎝以下であればokです。できない人は、しっかり太ももの前のストレッチをしましょう。
また、捕球動作が安定していない人は太ももの前が硬くなりやすいので、合わせてチェックするようにしましょう。
色々な柔軟性と投球障害の関係を調べてきました。結果、最も投球障害の発生と関連が深かったのが、この太ももの前の硬さでした。太ももの前が硬いと上手に胸が張れないため、肩やひじに負担がかかることがあります。あとは、バランスが悪い(後方重心の)選手は太ももの前で踏ん張るので、結果として太ももの前が硬くなることも。ストレッチだけではなく、しっかりした捕球動作がとれているかの確認も合わせて行うことが重要です。