両ひじを付けたまま、ひじを高くあげていきます。ひじの高さが鼻を越せばokです。
下の図は、高校野球部を対象に半年間の前向き調査をした結果になります。
クリアーできない選手は、クリアーした選手に比べて4.4倍、肩ひじ腰の障害を発生していたことになります。
※ただ、クリアーしていなくても70%以上は障害を起こしていないのも事実!
トレーニングの優先順位を考えながら取り入れてみましょう。
ひじが鼻を越えない人は、体幹のストレッチや胸を張る練習を行いましょう。
投げる動作は胸を張る、体を側屈する動作の複合です。この辺が硬いと、肩やひじに負担がかかってしまうと考えます。また、ケガをしやすいランナーもできない人が多いのが非常に興味深いところです。胸を張るというのは、投げる動作でも走る動作でも必要不可欠な要素だということを表した結果ではないでしょうか。マウンドでは、胸を張れ!という言葉もある意味、理にかなっていると思います。