速い球を投げるにはどうしたらいいですか?とよく聞かれますが、その前にやっておきたいトレーニングをまとめてみました!
目次
1. まずはバランス!
片足立ちが3秒間できない子は、70%が肩ひじを痛めてしまうことが分かりました。
陸上でスポーツをするうえで重要なのはしっかりバランスがとれているかです。筋力をつけても、体を柔らかくしてもバランスが悪いとスポーツで力が発揮できません。片足で立てる人は、ジャンプしてもバランスがくずれないかをチェックしましょう。最低、「片足でフラフラせずに3秒間立てる」ようになってから野球をしましょう!片足ができないのに野球をするはケガの素です。
詳細は下記ホームページを参考にしてください。
2. 次に体幹トレーニング
体幹は柔軟性と安定性が必要です。
体幹というと体幹トレーニング=コアを思いうかべる方も多いのではないでしょうか。いわゆる“コア”だけでなく、柔軟性もものすごく大切になります。体幹は柔軟性&安定性がポイントです。
まずは体幹の柔軟性を出すストレッチです。気持ちい範囲で15秒!
次に体幹の安定性を出す体操。フラフラせずに5秒間。
詳細は下記のページをご参照ください。
3. そして、股関節をしっかり曲げる!
股関節が硬い子はケガをします。股関節が柔らかい子はケガをしません。
普段のアップでも、しっかり股関節が曲げられているかに着目してチェックするようにしましょう。
四股は是非やらせたいトレーニングの一つです。股関節をしっかり曲げることを意識します。
詳細は、下記ホームページをご参照ください。
4. 終わりに ひじの制限があるかどうかもチェックしましょう
ひじの制限を見逃すと長期離脱につながります。ひじに制限が生じている場合は、投球を禁止するのがベストです。最低限、投手は外すようにしましょう。
5. まとめ
5年間にわたって数千名の選手のフィジカルデータを集めて障害を起こさない選手の特徴を求めてきました。
結果・・・
「重心のコントロール(バランス)が良い」
「胸椎(みぞおちから上)が柔らかい 腹部(みぞおちから下)の安定性がある」
「股関節がしっかり曲げられる(使える)」
という特徴が明らかになりました。是非、日ごろのトレーニングの参考にしていただければ幸いです。