【高校野球~】投球障害予防!下半身をチェックしよう

パフォーマンスアップにも投球障害予防にも欠かせないのが“下半身”

ここでは、下半身のチェック方法をまとめてみます。

結論としては、股関節、バランス、太ももの前の柔軟性です!

 

目次

  1. 股関節
  2. バランス
  3. 太ももの前の柔軟性
  4. まとめ

股関節の柔軟性は重要です!
しっかり曲げられるか、しっかり回旋させられる(ひねれる)かをチェックしましょう。
股関節の硬い選手は、気合を入れて柔らかくしましょう。

しっかり曲がるか?

股関節屈曲

しっかり回旋できるか?

股関節内旋

座ったまま“もも”上げができるか

ピッチングのカギは股関節!股関節の柔軟性をチェックしよう

バランスに関しては、しっかり片足立ちができるか?
次に、つま先での片足立ちができるか?をチェックします。
陸上でのスポーツは、片足立ちの安定が基本です。

次に、片足立ちから側方に足が伸ばせるかをチェックします。

側方リーチ

下肢トレーニングの基礎はバランス!しっかりチェックをしましょう

今度は、パワーポジションが取れているかをチェックします。
パワーポジション

捕球動作を再現させて、前方より押してバランスがとれているかで安定しているか否かを判断します。

パワーポジション
後方重心の選手は、少し押しただけで、後ろにバランスを崩します。
これでは、ボールやバットに効率よく力を伝えることができません。
詳細は、下のサイトでチェックしてみてください。

ホームランは安定した捕球姿勢から生まれる!?

下半身の柔軟性の低下で最も投球障害があるのが、太ももの前の硬さです。
自分で、ひざを曲げて、踵とお尻をつけるようにします。
この時の踵とお尻の最短距離が10㎝以上だとNGです。15㎝以上の選手は危険です!
バランスと一緒にチェックして、硬い人はストレッチを行いましょう。

太ももの前

太ももの前の柔軟性があるか

「股関節が硬く、バランスが悪く、柔軟性が低下している」選手ってどう考えても怪我しそうですね。
しっかりクリアできているかをチェックして、引っ掛かる項目はクリアーするようにしましょう。

この記事の作成者


亀山顕太郎亀山顕太郎
Kentaro Kameyama

理学療法士
スポ・ラボ(一社)代表理事

神奈川県横浜市出身、理学療法士になってから様々なデータよりケガをしている選手の特徴を調べ、学会にて報告。
石井医師とスポ.ラボを立ち上げてからは、4000人以上のデータを収集し解析。前向きに追跡調査をすることでどのような選手が怪我をするのかを研究している。また、研究の様子を報告しているfacebookでは、3万人以上のフォローワーがいる。


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