投球障害予防 しっかりバンザイできるかチェックしよう

しっかりバンザイできますか?

バンザイ

赤い点々の角度が170度を超えれば合格です。
中学生を対象に1年間の追跡調査をした結果、170度以下の選手は、170度を超えている選手の約2倍投球障害を発症しやすいというデータが出ています。

バンザイ発症率

しっかりバンザイができる人(肩屈曲>170)が、1年間のうち投球障害を発症する確率は21%なのに対して、バンザイができていない人は44%が発症していることを表しております。

しっかりバンザイできない人はストレッチをしましょう。
また、痛みがある場合は無理せずに投球を禁止して、それでも良くならなければ信頼のおける整形外科を受診しましょう。

ストレッチ1

ストレッチ2

この記事の作成者


内田智也内田智也
Tomoya Uchida

理学療法士

兵庫県明石市出身、理学療法士としてスポーツクリニックで勤務しながら、大学で三次元動作解析による投球動作の研究を行い、様々な論文を執筆している。これまでに小学生からプロ野球選手まで幅広い年代の治療やトレーニング指導を行っており、高校野球部のトレーナーとしてチームサポートも行っている。


関連記事

  1. 股関節姿勢 (4)

    【高校野球】球速アップの秘訣!股関節内転筋の評価とトレーニング

  2. 足

    【小学生】障害予防 ひざ・足が痛くなる選手はどんな選手?

  3. 少年野球トレーニング

    【小学生】トレーニングのヒント

  4. 図A 覚醒状態

    試合に向けた脳のウオーミングアップ

  5. 図3 肩の痛みがでやすいフォームとできにくいフォーム

    【高校野球〜】肩に故障が生じやすい投球フォームについて

  6. 高校・大学・プロ野球/薬指の第2関節をしっかり曲げられるか

    肘への負担を減らせ!薬指がしっかり使えているかチェック(上級)