目次
- ホームランを打つには、どんなスイング軌道が良いのか?
- ボールが飛びそうなスイング軌道に近づけるには?
- 振りぬきの位置
- スイング軌道を描こうとすると どうしてもアッパースイングになってしまうのではないか?
- なぜ、プロ野球選手はこの振り抜きの位置なのか?
- どのような練習をすればいいのか?
1. ホームランを打つには、どんなスイング軌道が良いのか?
ホームランを打つには、どんなスイング軌道が良いのか?
ダウンスイング、アッパースイング、レベルスイング何が正解なのでしょうか?
ダウンスイングの赤矢印の軌道でボールが上に上がっていくでしょうか?緑矢印の方がボールが上に上がる気がしませんか。では、緑矢印は何スイング?
アッパー・レベル・・・・
少なくともダウンスイングのイメージが強すぎるとボールが上に上がっていかないことは分かると思います。
遠くに飛ばしたい。ホームランを打ちたいのであれば、まずはダウンスイングからの脱却をはかりましょう。いつまでも、上から叩きつけてもボールは飛んでいきません。
2. ボールが飛びそうなスイング軌道に近づけるには?
写真のようなボールが飛びそうなスイング軌道に近づけるには?プロ野球選手もこの軌道をしています。
ただ単にこのスイング軌道をイメージしただけでは、この軌道を再現することはできません。再現するポイントは「振りぬきの位置」です。
写真の緑の位置に向かって振りぬいてください。この位置に振りぬくだけで理想に近いスイング軌道に近づいてきます。さすがにこの位置に振りぬく選手が上から叩くようなスイング軌道になることはないでしょう。
この位置に振りぬくと、何か大振りに見えるのでは・・・
そんなことありません。
大半のプロ野球選手はこの位置に振りぬきます。お近くの下手な選手の振りぬきの位置をチェックしてみてください。決してこの位置に振りぬいてないはずです。
3. 振りぬきの位置
これまでの記事と動画で、プロ野球選手と同じようなスイング軌道を習得するためのポイントは「振りぬきの位置」です。
これは、センター返しで十分です。長距離打者ではありません。
センター返しであろうと、強いゴロを打ちたい選手でも実は、振りぬきの位置は同じになります。
4. スイング軌道を描こうとすると どうしてもアッパースイングになってしまうのではないか?
写真のような、スイング軌道を描こうとするとどうしてもアッパースイングになってしまうのではないか?という不安が生まれます。
そもそも、一般的にレベルスイングを呼ばれている軌道はどのようなものなのでしょうか。
よく言われるのが、打つときは青の軌道のように
ダウン→レベル→アッパー(引き上げる)という流れで、スイング軌道を描くという事です。レベルの相があることがレベルスイングになります。
レベルスイングは、スイング軌道の中に緑のレベル相があれば、どこでも球を捉えることができるため、いいスイングと考えられています。
このレベル相・・・・ 長いバットのどこの部分を結んだラインなのでしょう。
一度考えてみてから、次の写真をみてみてください。
この画像の中で、レベルスイングはどの写真だと思いますか?
一番左の地面とバットが並行になるスイングを、レベルスイングというイメージを持っている人も、多いと思います。
しかし、それは違います。
どのプロ野球選手も地面とバットが平行でミートすることは高めの球以外ありえません。
まずは決して地面と並行ではないということを、覚えておいてください。
5. なぜ、プロ野球選手はこの振り抜きの位置なのか?
なぜ、プロ野球選手はこの振り抜きの位置なのか?
その理由は、身体が一番ねじれるからです。
人間の身体の構造上、この位置に振り抜くことが、一番ねじれます。
身体がねじれる身体の力を隅々まで使えることになり、爆発的な力を発揮します。
写真のようにバットなしでやってもらうと身体がグーとねじれるのが感じられます。身体使ってる~って感じませんか?
そしてこの振り抜きの位置に、しっかりバットが振り抜けるとバットが振り戻しされます。
この振り戻しが起きたら、自分の身体をうまく使えていると思ってください。
6. どのような練習をすればいいのか?
これまでのまとめとして、どのような練習をすればいいのか?
①振りぬきの位置を確認
②「バットの振り戻し」を意識して素振り
③ロングティーでボールを飛ばすことを意識してスイング
①まずは振り抜きの位置を意識した、軽い素振りなどで自分のスイングを確認しましょう。
確認が済んだ後は、振り抜きの位置を意識しつつ強めの素振りをしましょう。
②次に「振り戻し」を意識してスイングしてみましょう。
自分の振り抜きの位置が間違っていなければ、振り戻しが起こると思います。
振り戻しが起これば、しっかり正しく身体を使えているという事なので、意識して素振りをしてください。
③最後に実際にボールを使って、ロングティーをやってみてください。
ここで意識をするのは、ボールを遠くへ飛ばすことです。
①を意識しつつ、ロングティーを行なってみてください。