両ひじを付けたまま、ひじを高くあげていきます。ひじの高さが鼻を越せばOKです。ひじが鼻を越えない人は、体幹の側屈ストレッチや胸を張る練習を行いましょう。
投げる動作は胸を張る、体を側屈する動作の複合です。体幹が硬いと、ひじに負担がかかってしまうと考えます。その硬さをみるためのテストです。
鼻まで上がらない選手の60%が障害群というデータからもその重要性が分かると思います。
また、ケガをしやすいランナーもできない人が多いのが非常に興味深いところです。胸を張るというのは、投げる動作でも走る動作でも必要不可欠な要素だということを表した結果ではないでしょうか。マウンドでは胸を張れ!走るときは胸を張れ!という言葉もある意味、理にかなっていると思います。